「〜につき」の後に続く言葉が、それまでの売り文句を台無しにするからです。
どうゆうことかというと
- 限定の嘘になる–>「大好評につき増産」
- 品質の嘘になる–>「大好評につき増席」(会場の人口密度が高くなる)
- 約束の嘘になる–>「大好評につき次回決定」
信頼とか信用を考えた時に、守ることは約束です。
舌の根が乾かぬうちにというよりも、乾く前に増やすことが多いです。
希少価値をウリにした場合は価値を落とす行為をしてはいけません。
でもそれに気づいている人はあまりいません。
なぜ「大好評につき」をしてしまうのか?
それは売りたいからです。
そして「同じもの」を使いまわして売りたいのです。
バージョンアップなどがあればいいのですが、それができない人だからこそ「希少価値」を落とすことをしてしまうんです。
「どうせ次があるんでしょ?」
という信用を得たいのでしたら先に「『大好評につき』を予定しています」言っておくべきです。
価値に対して魅力を感じた人に誠意ある対応をしてほしいです。
契約がどうこうごねてしてくれるわけもありませんけど。
「大好評につき」が嫌いです。
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