「昭和のレシピ」が嫌いな理由

昭和50年代に出版された雑誌と書籍のレシピを参考に作ってみました。

同じお店の同じレシピのはずなのに、雑誌と書籍ではまるで違う分量になっています。分量だけでなく作り方の書き方も違っています。

  • 単位がccであってmlではない
  • 大さじなどgではなくさじを基準にしているレシピも多い
  • 段落の途中の文章の最後に「。」を打つが、最後の文章に「。」は打ってない
  • 漢字を使うべきところがひらがなでひらがなであるべきところが漢字を使っている
  • 調理方法の説明が雑である
  • 調理方法の説明がわかっている前提である
  • 焼き時間や温度が「焼きます」とだけしか記載されていない
  • 手際や手順がバラバラで効率が悪い
    などなど

その反面で

  • 気をつけるべき点について説明がある
  • どうしてそうなるのか説明がある
  • どうするべきかの説明がある
    が書かれている場合もあります

2つのレシピのどこを参考にしてどこを使わないのかということも大切ですが、最終的には「使いやすい分量」にしていくことも大切です。

ネット上のレシピは簡易的で手間がかからないものが重宝され、おいしいかどうかは二の次になっているものが多くあります。それが一概に悪いとは言いませんが、おいしいものを食べたい場合、懐かしい味を食べたい場合はどうしたらいいのか?そこが課題になります。

その時代にあった文章の書き方や説明とはどうゆうものなのか?
その当時はその書き方で通用したはずです。
その部分について文句は言いませんが

実際に作ってみると困ることがあります。
これはYoutube動画に共通する部分です。

それは「手を抜いてはいけない部分の説明の手抜きを作者がしている」ということです。

おいしいが工程が手抜き化された「昭和のレシピ」が嫌いです。

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